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飲食店の売上アップに活用できる販促事例

      2013/08/12

こんにちは。

ゲーム戦略 売上アップコンサルタントの神馬です。

昨日は家族で外食をしました。
子どもが小さいので、「味」よりも料理の種類や雰囲気がお店選びで重要だったりします。

もちろん美味しい方が良いに決まっていますが、今どきの飲食店で「まずい!」っていうほど美味しくないお店はあまりありません。

だから、

「今日のお店はおいしかったな〜」
と思っても、日々生活しているうちにそのお店のことはすっかり忘れてしまいます。

なので、もしあなたが飲食店を経営しているのであれば

このお店は素敵だね! 
このお店は面白いな!

って、料理以外のところでも興味を思ってもらう必要があるのです。

「炎丸」という居酒屋では接客サービスにチカラを入れているそうです。

でも、接客サービスといっても、

単に丁寧な応対をしようとか
大声を出して元気な雰囲気を出そうとか

そんなことではありません。

そういうことは、どこの店舗でもやってるので独自の施策にはなりませんからね。

では、この居酒屋ではどんなことをやっているのでしょうか?


居酒屋 亜蔵 の料理 / Webryone

ひとつは

「レベルアップ」の技術
を取り入れたポイントカード「炎丸株主制度」です。

来店回数が増えるたびに

「株主→筆頭株主→オーナー」
と昇進していくポイントカードですね。

来店のたびに昇進していくと、せっかくだからあのお店に行こうと思い出してくれるようになります。

以前にもお伝えしましたが、こうした仕組みを取り入れるときには

「現実世界にある世界観をモチーフにする」
ことが重要です。

このお店では「株主」という世界観をつかっていますね。
こうした誰もが知っている世界観を使うことで愛着を持ちやすくなるわけです。

そして、この居酒屋ではポイントカードシステムの説明をする際に

紙芝居
を使って説明しています。

「グラフィカル」の技術
「ストーリー」の技術

を活用しているわけですね。

口頭でシステムを説明されてもよくわからないですし、システムについて書いてあるチラシをポンと渡されてもどう良いことがあるかよくわかりません。

紙芝居で説明してもらうことでお客様もついつい説明を聞いてしまうわけですね。

さらに

「イベント」の技術
を活用して、定期的に「バーベキュー大会」などの店外イベントも行っています。

お客様が参加できる機会を設けることでお店への愛着が増していくわけです。

そして、この居酒屋ではこうした施策を支える仕組みも持っています。
それは、顧客情報専用ノートです。

お客様ごとに来店日・会話の中身・注文した料理
などをすべてノートにメモして接客に活用しています。

お客様のことがよくわからないままに施策を行っても的外れになってしまいます。

この顧客情報専用ノートがあることですべてが一貫した仕組みづくりに役立っているのですね。

今回は飲食店の例でしたが、他の店舗業はもちろん

メーカー
教育業
ネットショップ
対企業向けのビジネス

どんなビジネスにも活用できるアイデアがあったと思います。

ぜひ、あなたのビジネスに活用できないか考えてみてくださいね。

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