ゲーミフィケーションで報酬を魅力的にする方法
2013/08/12
こんにちは。
ゲーム戦略 売上アップコンサルタントの神馬です。
昨日はゲーミフィケーションを活用して売上アップのアイデアを考えるステップについてお伝えしました。
売上アップのアイデアを考える際にはもうひとつ考えるべきポイントがあります。
そのポイントとは「報酬」。
今日はその「報酬」についてお伝えします。
お客様が行動するのは、何か「報酬」が手に入るからです。
何も良いことがないのに、お客様が行動することはないですからね。
そして「報酬」には2種類あります。
ひとつは
商品・サービス自体が報酬になっているパターンです。
もうひとつは
商品・サービス以外のものを報酬として設定するパターンです。
これは、どちらの方が良いということではありません。
同じ商品・サービスに関する施策を行うとしても、そのタイミングによって報酬のパターンは異なります。
タイミングによっては、両方が存在する場合もあります。
たとえば
商品・サービスのことを知ってもらう
興味を持ってもらう
ための施策を考える際に、
「このマッサージを受ければ肩こりがあっという間にラクになります」
ということを広告で伝えるのであれば、マッサージというサービス自体が報酬になります。
マッサージを受けたら、肩こりがラクになる
という報酬があるわけですね。
「一度、体験マッサージを受けに来てください」という行動を促す場面では何か別のものも報酬に設定するかもしれません。
「体験に来たらオリジナルのマッサージ器具をプレゼントします」
のようなものですね。
お客様はマッサージというサービスだけでなく「オリジナルのマッサージ器具がもらえる」という報酬に惹かれて体験マッサージを受けにくるわけです。
その後、来てくれたお客様にスタンプカードを渡して、再度来店してもらえるような施策を行うのであれば
スタンプカードが揃ったときにもらえる「報酬」
が必要です。
「スタンプが揃ったら、グレードの高い施術が受けられる」のようなものですね。
商品・サービス以外に報酬を設定する際には
「7つの報酬ファクター」
のテンプレートが活用できます。
そしてさらに、これらの報酬に「ゲーミフィケーション17の技術」を組み合わせることで、お客様がより興味が持つ報酬をつくることができます。
商品・サービス自体が報酬になる場合は
「報酬の価値を高める」
使い方が有効です。
「ストーリー」の技術
「グラフィカル」の技術
などを活用して報酬の魅力を高めるのです。
一方、報酬として商品・サービス以外のものを設定した場合は、報酬に「ゲーミフィケーション17の技術」を掛け合わせることで、より面白い・楽しい報酬を生み出すことができます。
シークレット:ここでしかもらえない
カスタマイズ:あなただけの
驚嘆:予想外の
といった技術を掛け合わせることで、お客様が興味を持つ、口コミにもつながる独自の報酬ができあがります。
ぜひ、あなたの売上アップの施策も「報酬」を工夫できないか考えてみてくださいね。