カスタマイズして売上をアップするための2パターン
「恋するフォーチュンクッキ〜♪」
年末年始は歌番組を見る機会が多くなりますね。
紅白歌合戦やレコード大賞を見る人はだいぶ少なくなりましたが、年末になるとなんとなく歌を聴きたい気分になってきます。
歌番組を見ていて知っている歌が出てくると、ついつい口ずさんでしまいます。
それが、ドンドン盛り上がってくると、「カラオケで歌いたい!」て気持ちになってきます。
きっと年末年始のカラオケ店は混んでるでしょうね。
最近、あるカラオケ店がこんなサービスを行っているという記事をみました。
それは「マイマイク」の販売です。
金メッキを施したマイクにレーザーで好きな文字を刻印できる、という商品です。
自分の名前や好きな歌手の名前、言葉などを入れることができるわけですね。
カラオケ好きな人にとっては、自分だけのオリジナルマイクを持てるというのは嬉しいですよね。
マイマイクを持っている人なんていないわけですから、「オレはこれだけカラオケ好きなんだぜ」という価値観をアピールすることができます。
一方で、マイマイクを買えば、自然とカラオケ店に行く回数が増えます。せっかくマイクを買ったわけですから、そのマイクを使いたいと思うのは当然です。
また、マイマイクを見るたびに、マイクを販売しているカラオケ店のことが思い出されますから、そのカラオケ店に行く回数は増えるでしょう。
マイクの販売に関する利益に加えて、カラオケ店に行くという本業のサービスを購入してくれる回数も増えるわけです。
これが、ゲーミフィケーション「カスタマイズ」の技術が持つパワーなのです。
カスタマイズの2つのパターン
カスタマイズできるものは2つのパターンあります。
ひとつは、メインの商品・サービスをカスタマイズする
もうひとつは、商品・サービスに付随するものをカスタマイズする
という2つのパターンです。
例えば、ラーメン屋さんを例にして考えてみましょう。
ラーメン屋さんのメイン商品はラーメンです。
ラーメン自体の味を「麺固め、味濃いめ、野菜多め」と好きにカスタマイズできるようにする、というカスタマイズ方法を考えることができます。
一方、ラーメンを食べるときに付随するものも考えてみましょう。
ラーメンを食べるときに付随するものといえば、箸・どんぶり・椅子・机などですかね。
であれば、マイ箸をつくる、マイどんぶりをつくる、特別席をつくる、というアイデアが考えられます。
付随するものをカスタマイズした場合、カスタマイズしたものを販売するという方法もありますが、「報酬」や「特典」として活用するのにもとても役立ちます。
「なにか面白い報酬はないかな」と思った場合は、「付随するものをカスタマイズする」というアイデアを使ってみてください。