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「宮マイラー」はゲーミフィケーションから生まれた

      2013/08/15

こんにちは。

ゲーム戦略 売上アップコンサルタントの神馬です。

お盆真っ最中ですね。
日本古来のお寺や神社を訪れるために旅行に行かれている方も多いでしょうね。

神社の中には由緒ある格の高い「一の宮」と呼ばれる神社があるそうです。

全国に100ほどあるそうなんですが・・・

最近、その日本各地にある「一の宮」を巡る「宮マイラー」という人が増えています。

たしかにたまに神社に行くと

気分が落ち着いたり
気持ちがすっきりしたり

するので、神社に行こうと思う気持ちはわかります。

でも、「日本全国の神社を巡ろう」と思う人が多いということはそこには何か仕掛けがあるはずですね。

どうして、多くの人が神社を巡ること夢中になるのでしょうか。


大神神社 三輪明神 / Mixtribe Photo

1つ目の理由は「御朱印集め」のためです。

神社に行くと「御朱印」といってその神社の印章を押してもらえます。

「御朱印」は大変ありがたいものですが、その御朱印を集めるために日本中の神社を巡っている人が多くいるのです。

「一の宮」の数は100程度と決まっています。

ですので、ひとつひとつ集めていくと集まっていない御朱印の数がわかります。

そうすると、全部集めたくなるわけですね。

これは「ゲーミフィケーション17の技術」

「不足感」の技術ですね。

そして、もうひとつの理由は神社の背景にある「ストーリー」です。

日本の神話をもとにした小説やゲームなどが流行っています。
元々神社に興味がなかった人が小説やゲームで日本神話に興味を持ち神社に訪れているのです。

もちろん神社がストーリーをつくったわけではありません。

でも、ストーリーがあることで、今まで関係性がなかった人が興味を持ち

「わざわざ神社に行く」
という行動にまでつながることがよくわかりますよね。

これが「ゲーミフィケーション17の技術」

「ストーリー」の技術ですね。

このようにゲーミフィケーションはいわゆるビジネスだけでなく

地域活性化
観光客の増加

といったことにももちろん活用できるわけです。

そして、あなたのビジネスにも何かストーリーがあるはずです。

そのストーリーをお客様に伝えるとともに

そのストーリーに関連した「アイテム」
を集めてもらう仕組みをつくればお客様に喜んでいただける施策ができるはずです。

ぜひ、考えてみてくださいね。

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